
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ブランド/NO | モデル |
---|---|
オイスター/RO-48 | ジュニアスポーツ |
ケース材質 | 年代 |
SS | 1943年 |
ケース径 | ベルト幅 |
30mm | 16mm |
キャリバー | 機械 |
65 | 手巻き |
ケース | 価格 |
スクリューバック防水 | SOLD |
Ref-3136・43年。
オイスター・ウォッチ・カンパニー、ジュニアスポーツの手巻きモデルが入荷しました。オイスター社と言えば、ご存知の通りロレックスの代名詞となったオイスター(防水)ケースを開発したメーカーとして有名です。この頃のオイスター社は既にロレックスに吸収されたはずのメーカーですが、何故かオイスターネームのこのようなモデルもロレックスのカタログラインナップ上には存在しています。40年代に入るとバックケース内にはR.W.C(ロレックス・ウォッチ・カンパニー)と刻印されることからもその繋がりはしっかりと読み取れますが、どうしてロレックスムーヴを使用せずに他社製ムーヴを搭載してまでもオイスターネームの時計を売り出したかったのか。これは仮説ですがチュードル同様にオイスターケースを防水性能の宣伝用として利用したのかもしれません。でも、そんなところがいかにもロレックスらしい戦略と言えるのではないでしょうか。様々なペットネームモデルやダイアルデザインを持つオイスターネームの時計は、この時代のバブルバック同様、ダイアルバリエーションが非常に豊富で細かな仕様違いが無数に発見されるなど、同じデザインを探し当てるのが本当に難しいメーカーです。本個体のダイアルは、3・6・9・12のオリジナルラジウムのルミナスアラビックアワーインデックスとその外周にはミラー仕上げのサークル通称:ハチマキに、さらにその外周にはレールウェイが途切れながらも5分刻みおきにアラビックミニッツマーカーが入る、バブルバックをご存知の方はお分かりいただけると思いますがかなり人気のダイアルです。ダイアルは仄かにペンシルハンドの針夜光のラジウム焼けは見られますが、全体的に満遍なく経年しており抜群な雰囲気を醸し出しています。やや小さめのボーイズサイズ径のオイスターケースは当然ポリッシュされていますが、痩せ過ぎなど無い概ね良好な状態で、バックケースにはオリジナルの鉛パッキンも残り、フォンテメロン社製ベースの機械も3姿勢時差30秒以内に収まる精度です。30mm径のモデルとなりますので少し厚みのあるスポーティな革ベルトを合わせました。遠目から見ても小さいながらも異彩の存在感を放つ、そんな個性的な個体です。