ROLEX MILGAUSS Ref-1019

Ref-1019・70年Ⅱ期・FF382・スイス製3連巻きブレス。
日ロレの修理明細書の付いた、コンディションの良いとても綺麗なミルガウスの1019シルバーダイアルを価格を下げて再出品します。ご存知の方も多いと思いますが、ヴィンテージロレックスにおける唯一の耐磁時計であるミルガウスは、その名の通り1000ガウスまでの磁力に耐えられる性能を持つとされており、その構造は磁気を帯びない特殊なインナーケースによりムーヴメントをすっぽりと包み込んで磁気帯びから守る二重構造からなるケースが採用されています。当時はその先進的な機能性が理解されず本当に販売に苦しんだ時計の様で1STモデルは勿論、2ndモデルの1019も出て来る事が本当に少ないレアなモデルです。1019は夜光ダイアルになると雰囲気的にヴィンテージ感が強くなりますが、特殊な漆系硬質塗料の光沢と質感を持つ所謂オニキスインデックスダイアルは数が少なく、かつブラックアウトデザインが非常にカッコ良いです。また同じオニキス系インデックスでも、ミルガウスはデイトジャストと比べてサイズが大きいので、それに比例してインデックスや針のオニキス系塗料部分が太く美しい光沢を見せ非常に高級感を感じます。セルン系ダイアルは基本的に夜光はありませんが、昔からごく希にセルンの夜光有りダイアルが確認されていますが、1970年のクォーツショックから続く機械式時計の販売不振から、ロレックスと言えどもOH半額券等も含め今では考えられない程、柔軟なサービスを行っていたので、一部顧客の要望に答えた夜光ありオニキスダイアルはプレミアムは付きませんが、かなり数の少ないダイアルです。状態も経年や傷みの殆どない素晴らしい状態です。ミルガウス特有の角ラグ系ケースの状態も非常に良く、ポリッシュ感を感じさせなく、長く極太のラグも含めスポーツモデルを圧倒する程の抜群のボリューム感を維持しています。クラスプコードがないほぼ年式が合致し、フラッシュが高く面一になる貴重なFF382が付いたミルガウス用のブレスも伸びの少ない中々良い状態を維持しています。機械も非常に綺麗で3姿勢時差15秒以内に収まる精度です。当時は医療機関者向けとして販売されたモデルでしたが、身近に電子機器の溢れた現代では、見えない機能とは言え非常に役立つ機能のモデルです。気になる方は是非ご連絡下さいませ。